SixTONESとSnow Manが好きで、愛の比重がSixTONES寄りだった人の話
※気持ちのいい話では多分ありません。独白に近いです。
はじめに
私は一年ちょっと前からYouTubeのジャニーズJr.チャンネルを見て、ジャニーズJr.って、中でもSixTONESって素敵だなあ・面白いなあって思ったことがきっかけで、この界隈に足を踏み入れた者です。デビュー組はその後に徐々に学習していき、今ではSexy Zoneのファンクラブ会員だったりします。
それでもJr.中心オタク生活には変わりなく、SixTONESを中心に、Snow ManもTravis JapanもHiHi Jetsも美 少年も7 MEN 侍もMADEも宇宙Sixも、関西ジャニーズJr.のなにわ男子もAぇ! groupもLil かんさいも、みんなそれぞれの良さがあり、各グループ一人は推せる!と思える子がいて、なんて幸せなオタクなんだ……と自分を肯定していました。正確には8・8までは肯定できていました。
デビュー発表直後
2019年8月8日、SixTONESとSnow Manの合同デビューが発表され、その時にはこんな感情を綴っている。
SixTONES、Snow Man、2020年同時CDデビュー決定。
それを告げる直前の彼らの顔には、喜びよりも決意がみなぎっていた。
彼らには夢を繋げられる力があったのだ。
少しでも彼らを疑った自分を恥じた。
ただ信じて、ついていけば良かったのだ。
(中略)
一晩明けて、それだけの単純な話だったと気が付けば、あの場で感じた様々な感情の全てを許して、一人の私という人間に受け入れられると確信した。
これからも終わらない夢を見せてくれると、ただ信じてついていくだけなのだ。
Amazing!!!!!!な彼らに。
akiyuri-stlover.hatenablog.com
このブログではSixTONESについて重きを置いて、というかほぼSixTONESのことしか書いていないが、私はSnow Manのデビューも(同時、にはひっかかりつつも)嬉しく思っていたのだ。彼ら、特に6人、の努力がようやく報われる、と。
いやまさかただSixTONESを信じてついていった先が、あれだけ慕ったSnow Man兄さんとの間にVSが挟まった形式での同時デビューだなんて、知らなかったんだ。
デビュー日、6形態発表
もう放送日を調べるのもしんどいのですが、ある日突然Johnny's officialチャンネルでやるぜ!と結構な直前に予告された生放送。10月23日だったらしいですね。結局調べました。
SixTONES, Snow Man「デビュー日決定!2組で緊急ライブ配信!」
この時に発表されたデビュー日はともかく、CDの形態全6種の内容で、Twitterのタイムラインは荒れに荒れたことを覚えている。
それでも基本的に脳内お花畑オタクだった私は
「えー、一枚買ったら二組とも見れるなんてお得じゃん」
とか呑気に思っていた。
いやまさかこの考えを「呑気」と自分で形容する日が来るなんて。
vote運動
11月27日、ベストアーティストの出演時にSixTONESのデビュー曲が「Imitation Rain」、Snow Manのデビュー曲が「D.D.」だと判明し、同時に初披露された。
それと同時にビルボードのJapan Hot 100ランキングに存在する「Twitter」指標でSixTONESの「Imitation Rain」をランクインさせよう、という動きが始まる。これをTwitterのvoteアカウントと称される、リツイートをたくさんしても支障がなく、曲名とアーティスト名の入ったツイートを行う専用Twitterアカウントの開設を促したので、便宜上vote運動と呼ぶ。
当時家庭がそれどころじゃなかった私は、それどころじゃないゆえに、拠り所を探して、このvote運動に興味を持つこととなる。そして、今思えば軽率に、voteアカウントを作成し、あれよあれよとこんなエントリまで書き、vote運動にのめり込んでいく。
akiyuri-stlover.hatenablog.com
選択を迫られる
VSと付いているのだから、勝敗を決してもいいということだ、という考えが、そこには蔓延しているように思えた。
「Snow Man」や「D.D.」が入ったツイートを行うことやリツイートをする行為は「悪」とされていた。そして、私は曲調が好きでも、顔が好きでも、関係性が好きでも、Snow Manをこの期間は応援してはいけないのだ、と思うようになっていた。
「VS」と間についていることにより、その両側に付された名前のうち、どちらかを選ぶか迫られたのだ、と今は解釈している。「掛け持ち」という言葉があるように、いろいろなグループがジャニーズには存在し、その中の複数を応援することは、社会的には否定されるようなことではないと思う。特に事務所にとっては、多方面からお金を落としてくれるいい客、と解釈されてしかるべきだと思う。
ここ数年ずっと「少年たち」を共に舞台や映画でやってきたSixTONESとSnow Manの「掛け持ち」をしていた、または自然と二組とも応援してきた人たちは少なくないように思う。私もその一員だったから、多く見えているだけかもしれないが。それを一気に否定して、経済的損失はいかほどだったのだろうか。その損失分を単に愛の比重が大きいグループに投資しているのだったら、戦略としては成功に近いのかもしれない。しかし、実際にはどうだろうか。決めきれずに離れていった人、他のグループに流れてそちらの応援に専念した人、私の周りだけでも様々なパターンがあるが、事務所が重視しているであろう「CD売上」の投資をやめた人を何人も見た。
……あかん、事務所批判が主ではない。自分語りが今回の主題なので戻る。私は選択を迫られたことが苦しかった。また「答えは完全なる二択でしか聞いてない!」という空気が極端に思えた。
つらかったが、私は心を鬼にして、いや、捨てて、戦いに身を投じることになったのだ。
戦いの後に残ったもの
そりゃあデビュー初週まで11月末から走りきったという達成感はすごい。でも、この期間にSnow Manに起こったことを私はほぼ知らない。どんな発言をしていただとか、どの雑誌の表紙になっていただとか、ブログですら彼らの情報をシャットアウトしていたから。それがなんだかとても虚しい。
ライバルというか、こんなの戦争の敵国じゃないか、という考えが何度も頭をよぎっている。そこにいるのは同じ人間だし、ましてや同じ事務所にいるアイドルを好きになった、同じファミリークラブの一員なのに。
2ndシングルやアルバムを出すときは、絶対に別のタイミングであってほしい。なんなら別タイミングならSnow Manが先でも全然いい。というのが今の私の正直な気持ち。この問題に関しては過去をとやかく言っても仕方ないとはわかっていても、デビュー日がSixTONESが後の方が良かったなんて、ファンとして自分でもどうかと思うくらいにはやばい考えがよぎるくらいには疲弊している。
何にしろこの気持ちは次にSnow Manが円盤を出すときにも、SixTONESが出すときにも、自分のペースにはなるけれど、しっかりと応援したい、という気持ちにつながった。
SixTONESとImitation Rainのために作ったvoteアカウントは、今後その目的と、殺してしまった過去の自分のSnow Manを純粋に応援する気持ちの弔い、そしてSixTONESを純粋に応援するための気持ちの浄化のために使用する。
いやマジでここ一ヶ月持病が悪化して薬や発作の量が増えたり、社会生活崩壊一歩手前だったりして、ガチで自分がピンチなので、立て直します。
もし同じような状態の人がいたら、ときには離れることも意識しような、と最後に自戒も込めて。
髙地くんの笑顔を見て、理由もなく涙が出てくるようになってしまった哀れな人の長話を読んでくださり、誠にありがとうございます。